BOUDEN GARDENさんコメント
作品名は「朝暁(あさやけ)」。朝暁の色合いをガラスで表現しました。
カットしたガラスを重ねて窯で焼いて溶かしたのち、純銀粘土を造形し再度焼いてつくりました。同じようにつくっても決して同じにはならない、世界にひとつの作品です。
紐部分はピンクの鹿革を編んで手づくりしました。しなやかで丈夫です。鹿は古来から神の使いとされ、「財運」「水難除け」のお守りともされています。防水・撥油・防汚の加工をして仕上げています。
銀は女性らしさや深い愛情をつかさどる、水の気を持つ月の金属です。銀の癒しの特質は感受性と直感を高め、人格に滑らかな静けさを与えるといわれています。耐硫化銀粘土を使用していますので、通常の銀製品より黒ずみにくくなっています。ご使用後は専用の布で拭いて、空気に触れないようにすると、美しさが長保ちします。または、ポイントを決めて磨く事で、アンティークな風合いを帯びてきます。変化することも含めて、銀の魅力と考えています。
銀のお手入れの説明書と磨き用の小さな布をおつけしています。
ギャラリーのろぺこコメント
クロスの先端の硝子はそれぞれ微妙にニュアンスの違う紫色で、まるで時間とともに変化していく暁の空をそれぞれに宿しているかのようですね。その中心で輝く人工石の透き通った光は、昇ったばかりの太陽の清らかな光でしょうか・・。
古代ヨーロッパを思わせるクロスの造形と相まって、なんだか神秘的な感じさえするバッグチャームです。