泥大島古布と大島古布のふたつき小物入れポーチ~ヱ霞と龍郷柄
コード aa001-58
作者 こうこ
¥2,080
在庫なし
こうこさんコメント
ふた部分に質の良い大柄の泥大島古布を使い、タテ型のふた付き小物入れにしました。本体部分にも大島古布のいいものを使いました。作品の顔であるフタ部分には特に質の良いものを使用しています。

通帳ケースやスマートフォンケースにしたり、お数珠入れにもいいかなと思います。

すべて手縫いで仕上げています。手縫いならではの味わいや風合いを感じていただければ幸いです。

※古布は丁寧に下処理して仕上げていますが、時に江戸時代のものなどもある時代を経た素材のため多少のダメージなど特有の特徴が見られる場合がありますので、どうぞご了承ください。そうした部分も、時代を経た素材ならではの魅力としてお楽しみいただければと思います。

※破損の原因になりますので、あまり手荒な扱いは避けてください。汚れや水が付いた場合は、着物と同様、そっとハンカチ等で吸い取らせるなどして、こすったりしないようお気を付けください。
ギャラリーのろぺこコメント
大島紬は、奄美大島を発祥とする、日本を代表する高級絹織物。その歴史は1300年以上に及び、世界三大織物の一つにも数えられています。織物としての質の高さはモチロンですが、奄美大島の自然から生まれた、緻密に織られた絣模様とその独特の風合いはとても魅力的です。

そんな大島紬の中でも、世界中で奄美大島だけで行われている「泥染め」という手法で染められたものを泥大島というんだそうです。

そんな泥大島の質の良い古布に、龍郷柄などいろいろな大島紬の古布をあわせて、落ち着きと品を感じさせる、とても魅力的な小物入れに仕上げられています。遠景を織り込んだ泥大島と細かな模様の大島古布の組み合わせは、まるで生垣から遠くを望む風景画のようでもありますね。斜めのラインやまるい模様をパッチワークしたデザインは、洗練された中に洒落た遊び心も感じられてすごく魅力的です。

ふたには留め具はなく、ぱたんと閉じるだけのタイプです。内側は濃紺に竹梅が描かれたステキな古布着物地。芯地を貼ってつくられているので、袋部には適度な厚みとしっかり感があります。

この作家さんは、すべての作品を手縫いで仕上げられています。少しゆがみが見られたり、自然な揺らぎのあるフォルムや風合いには手縫い独特のあたたかみが感じられて、それがまた、この作品を特別な魅力あるものにしてくれています。
素材
布(泥大島古布・大島古布・正絹古布)、接着芯
サイズ・カラー
タテ約17cm×ヨコ約11cm(マチなし)
※画像は環境によって実物と印象が異なる場合があります。予めご了承ください。
こうこさん(福岡県) のご紹介
昭和初期までの質の高い古布を中心に、古い着物地をつかって、手縫いでとてもステキなパッチワーク作品をつくられている作家さんです。

一口に古布と言っても年代や種類はさまざまですが、昭和初期までの着物地は、使われている絹の質が、それ以降のものとは全然違っていいものなんだそうですね。「日本のいい文化や伝統を残していきたい」という思いで、着物地の持つ魅力をいかした、とてもステキな作品に仕上げられています。

丁寧な柄合わせや色遣いなど、作家さんの個性があらわれた作品たちはとても魅力的です。ずっと残していけるステキな作品だと思います。
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実店舗の営業時間は11:00~17:00、実店舗の定休日は毎週月・火・水・木・金です。実店舗の営業は土日のみですが、ご注文の発送は基本的に決済完了確認後3日以内です。
© NOROPEKO, TasakiTakeshi